官能 健次
e-mail: ken.kannho@gol.com

自己紹介
 昭和24年生まれの52才で、三重県生まれの三重県育ちです(最近体力の低下を強く感じる)。仕事は自営業です。 高校時代に甲虫に興味をもち採集を始める。途中、中弛みを経て、1984年菰野町転居を機に、カミキリの採集に情熱を燃やす(燃えた割には成果が上がらず)。1993年三重昆虫談話会入会を機に、以前より気にかかり興味をもっていたゾウムシの採集に全力を投入。菰野町在住の市橋甫氏にご教示賜りながら、小田原の鞘翅学会総会で森本桂先生にお会いできたことを経て、現在にいたっています。
 現在もっとも興味があるのはゾウムシ科で、三重県を中心に中部地方から紀伊半島にいたる地域を採集・調査しています。とにかく自力で採集できるように心がけ、どのような場所・樹種で採集できるのか調べていきたいと思っています(植物の名前はよくわからないので苦労する)。新しく訪れた採集地では、どのような種類が採集できるのか、いつも楽しみにしています。
 採集方法はビーティング・ハンドソーティング(落ち葉篩い)が主体です。とくにハンドソーティング法は、シーズンオフに土壌性ゾウムシの採集だけではなく、越冬のために利用している種も多く、時に思いがけない種が出たりするので楽しみです。また、翌シーズンの採集の参考にもなる。
 現在の経済情勢から、仕事が自営業という事で仕事に重点をおかざるを得ず、採集品の整理が進まないのが現状です。しかし、標本の確保が第一と考え合間を見ては採集に行くようにしています。また、整理して発表していかなければならない事が沢山あると思っています(特に和歌山の大先輩から三重県は圧力をかけられていますので)。
 やがてゾウムシを調べだして10年になろうとしています。ゾウムシについては、まだわからない事ばかりです。同好諸氏の御教示・御助言をいただければと願っています。よろしくお願いいたします。


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