市橋 甫
所属
(財)日本カモシカセンター
(財)三重県環境保全事業団
自己紹介
ゾウムシ上科ヒゲナガゾウムシ、オトシブミ、ミツギリゾウムシ、ホソクチゾウムシ、ゾウムシ科、オサゾウムシ科を楽しんで集めています。
最近ではノミゾウムシ、カレキゾウムシ、サルゾウムシ、クチカクシゾウムシの仲間に興味を持っていますが、現在も三重県のファウナを調べている仲間とこの10年余り地元、南北に長い三重県の落葉落枝層のゾウムシを調べています。すでに約2500地点の採集を済ませましたが、かなりの種が三重県から新しく追加されそうです。
三重県では1956年頃より吉野熊野国立公園、伊勢志摩国立公園、鈴鹿国定公園などの主要自然公園の自然科学調査から各市町村の環境調査、さらにこの10数年には四日市市、松坂市、菰野町、大宮町、紀伊長島町など多くの市町村史の調査が進められ、多くの昆虫の資料(データ)が公表され、現在も進行中です。
また、今年からこれら調査歴史と同じくして誕生し、これらの調査に携わった三重県昆虫談話会会員による同談話会の50周年記念事業として、三重県南部熊野灘沿岸照葉樹林の昆虫調査が始まりました。2006年の纏めを目標に、黒潮の流れの影響を受けるこの温暖な地域からは、すでに多くの新しいゾウムシが紹介されておりますが、これらの長い歴史ある資料を整理して、三重県のゾウムシを纏めたいと楽しみにしています。これから出てくる多くの問題点や、標本の同定など諸先輩皆様のご指導ご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。
主な業績
三重県内の各自然公園、各市町村の環境調査、各市町村史の自然科学調査のほとんどの調査に参加、甲虫類の調査を複数の調査員で纏める。
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